2025.01.28
【2025年度】千葉県内公立高校への進路志望状況調査の結果
千葉県立高校の2025年度入学試験の1月の進路希望調査結果が発表されました。
2023年度から2025年度の進路希望調査を下記にまとめています。
この調査は各学校の進路希望調査により、出てきた志願者数です。これを参考に最終的に受験生は、出願校を決定します。そのため、高倍率の高校はこの倍率より下がり、低倍率の学校に流れる傾向があります。
【正学館北柏校・流山おおたかの森校】通塾する生徒の志願傾向
北柏校と流山おおたかの森校から希望する生徒さんが多い学校の情報をまとめました。
いくつか傾向をまとめます。
①上位校は、高倍率のまま
船橋、東葛飾、小金といった上位校は、2倍を超える高倍率が続いています。これに続く県立柏は、普通科が1.2倍程度、理数科が1.0倍と低倍率。それに続く、鎌ヶ谷と柏南は、高倍率となっています。小金の志望者は、柏南、県立柏に流れる可能性が高いです。
②中位校は、同倍率になりつつある。
2022年までは、柏の葉、流山おおたかの森の倍率が高倍率でしたが、そこから3年経ち倍率に落ち着きが見られるようになっています。落ち着いた分、同レベル帯の柏中央、松戸六実の倍率が戻ってきている傾向になっています。特に、松戸六実は、定員割れの年もありましたが、ここ3年で1.8倍まで上がってきています。
③我孫子、野田中央は定員割れ
我孫子、野田中央の2校は、定員割れに近い数字が続いています。我孫子に関しては、この結果を受けて他の志望校から流れてくる可能性が高いので、出願時には1倍は確実に超えてきますが、厳しい状況です。
上記に記載のない学校は、定員割れの学校が多く、公立離れは加速している状況です。今後、生徒数が県全体として減る中で、人気校とそうでない学校の2極化はさらに加速するのではないでしょうか。
正学館では、最新のデータを基にした対策と指導を行っています。
志望する学校の受験対策など、ぜひ一度体験授業にお越しください。