2025.04.04
過去40年で3番目の多さ!柏・流山エリアの受験率は?
2025年に実施された首都圏の中学入試において、私立・国立中学校の受験者総数は52,300名(前年比99.8%)と、前年よりわずか100名減となりました。しかし、この数字は過去40年間で3番目に多い受験者数であり、受験率は18.10%と過去2番目の高さを記録しています。
(出典:首都圏模試センターHP)
少子化が進む中でこのような高水準を維持していることからも、中学受験に対する関心の高さは依然として続いていることが分かります。
開智グループの人気上昇、中堅校にも注目集まる
今年度、埼玉県では「開智所沢中等」が志願者数1位となるなど、開智グループ全体での志望者数が増加。一方で、千葉県内では志願者数が横ばいの学校が多い中、「流通経済大柏」や「二松学舎柏」といった中堅校が全体的に志願者数を伸ばしました。
これらの学校は、入試問題が比較的易しい傾向にあることや、高校入試では高い内申点が必要なため中学からの入学を希望する層に支持されていることが考えられます。中学受験において、難関校だけでなく、将来を見据えた中堅校へのニーズも確実に増えています。
柏市・流山市の受験率は?
当社では、柏市・流山市の受験状況について、小学校6年時の児童数と中学1年時の生徒数をもとに、受験率の推定を行いました(※転居などは含まれていません)。流山市ではクラスに約5人が中学受験をしている計算となり、特に「流山おおたかの森」や「柏の葉キャンパス」周辺では、今後さらなる上昇が見込まれます。
「周りが受験するから自分も」その傾向は確実にある
実際に正学館に通う生徒や保護者の声からも、「友達が受験するから私もやってみたい」と考える児童が増えていることがうかがえます。こうした影響は、特に中堅校において志願者数の増加という形で表れています。
正学館ではご相談も随時受付中です
中学受験をするべきかどうか、タイミングはいつがいいのか。迷われているご家庭も多いかと思います。
正学館では、受験する・しないに関わらず、お子さまの将来にとって最適な進路選択を一緒に考える機会をご提供しています。
お気軽にご相談ください。ご家庭の方針やお子さまの個性に合わせたアドバイスをさせていただきます。