2026.07.02
【千葉県公立高校入試】中3の内申点、今どうなってる? ~ 教科別「評定5」の割合を大公開
千葉県教育委員会から、令和8年度(令和7年度実施)千葉県公立高等学校入学者選抜における学習成績分布表が公表されました。
これは、昨年度の中学3年生がどのような成績(評定)をつけられていたのかを示す、いわば「内申点のリアルなデータ」です。
今回は、まず千葉県全体の状況をグラフにまとめてみました。お子さまの内申点を考えるうえで、非常に参考になる内容です。
教科別の評価割合(千葉県全体)

グラフをご覧いただくと、各教科で「評価5」から「評価1」までの割合が一目でわかります。
保護者世代とは「まったく違う」評価のつけ方
このデータを見て、多くの保護者の方は驚かれるのではないでしょうか。
実は、成績のつけ方は平成14年度(2002年度)から「相対評価」から「絶対評価」へと大きく変わりました。
今、中学生のお子さまを持つ保護者世代の多くは「相対評価」で成績をつけられていた世代です。当時は、
- 「5」は全体の約7%
- 「4」は上位31%まで
というように、クラスの中での順位で人数が決められていました。つまり「5」は一握りの生徒だけがもらえる、貴重な評価だったのです。
ところが今は…「5」がこんなに多い!
絶対評価では「一定の基準を満たせば全員が5をとれる」ため、状況が大きく変わっています。
教科によっては、「4」と「5」を合わせると半分を超えています。
特に注目すべきポイントを挙げてみましょう。
- 英語は二極化が顕著:「5」が27.1%もいる一方で、「2」も11.4%と多く、できる生徒とそうでない生徒の差がはっきりしています。
- 主要5教科はすべて「4」より「5」の方が多いという結果に。かつての「5=7%」の時代からは考えられない変化です。
- 音楽・美術・保健体育・技術家庭では、「5」と「4」を合わせて50%を超えており、クラスの半数以上が「4」以上という状況です。
学校によって「評定の合計」に大きな差がある
さらに、学習成績分布表では各中学校ごとの評定も公表されています。ここで見逃せないのが、学校によって評定の平均に差があるという点です。
例えば(3年間の評定合計、満点135点として)、
- 柏市内:中学校によって 91~102 と、約11の差
- 流山市内:89~101 と、約12の差
があるという状況です。
入試において内申点(調査書点)は非常に重要です。私立高校では推薦の基準に、公立高校入試ではその点数がそのまま得点差となって表れます。学校間で10点以上の差があるというのは、受験を考えるうえで見過ごせない大きな数字だと言えるでしょう。
まとめ ~ だからこそ「今の評価基準」を知ることが大切
昔の感覚のまま「5なんてなかなか取れない」と思っていると、実は周りの状況を見誤ってしまうかもしれません。逆に言えば、基準を満たせば誰でも「5」を狙えるのが今の評価制度です。
正学館では、こうした最新の入試・評価データをもとに、お子さま一人ひとりの内申点アップと志望校合格をサポートしています。「うちの子の成績、大丈夫かな?」と気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。
※データ出典:千葉県教育委員会「令和8年度千葉県公立高等学校入学者選抜における学習成績分布表等」
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/shidou/nyuushi/koukou/r8/r8gakubun.html
千葉県柏市松葉町2-15-13
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