【2026年度】千葉県公立高校入試 解説&来年度への対策 | 正学館北柏校・流山おおたかの森校

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【2026年度】千葉県公立高校入試 解説&来年度への対策

2月17日・18日に実施された千葉県公立高校入試。今回は保護者の方や来年度以降に受験を控える中学3年生に向けて、試験の傾向と今後の対策をお伝えします。より専門的な解説は各塾の発表をご参照いただくとして、ここでは「どう対策すべきか」という実践的な観点からまとめていきます。


全体的な所感:記述問題が減少傾向に

今年度の大きな特徴として、全体的に記述問題の数が減少しました。これは一見すると「楽になった」と思われがちですが、裏を返せば記号・マークシート問題での失点が命取りになることを意味します。「なんとなく」で答えを選ぶのではなく、正確な知識と読解力に基づいて選択する力がこれまで以上に問われます。

【国語】書き抜き・仮名遣いが消え、記述+作文の構成へ

出題傾向の変化

これまで定番だった「書き抜き問題」や「現代仮名遣いを書く問題」が姿を消しました。代わりに、大問ごとに字数指定の記述問題が設けられ、最後に作文が来る構成となっています。

来年度への対策

記述・作文の比重が増したことで、自分の言葉でまとめる力がより強く求められます。日頃から文章を読んで「筆者は何を言いたいのか」「自分はどう考えるか」を言語化する練習を積みましょう。字数制限の中で過不足なくまとめる訓練も欠かせません。

 

【数学】マークシート化が進む。大問4は図形問題に注意

出題傾向の変化

全体的な難易度は例年通りでしたが、大問の冒頭3問(計算問題)と証明問題・作図を除き、ほぼすべてがマークシート方式となっています。また、大問4は図形を絡めた問題という構成になりました。

来年度への対策

マークシートとはいえ、選択肢を絞るためには正確な計算力と論理的思考が必須です。図形問題については、証明・計量・座標など幅広いパターンを繰り返し演習しておくことが重要です。計算ミスはマークシートでも当然アウトですので、スピードと正確さを両立させる日々のトレーニングを意識しましょう。

 

【英語】語形変化が消え、長文読解力が合否を分ける

出題傾向の変化

従来出題されていた語形変化問題がなくなり、記述問題は英作文のみとなりました。その分、長文の配点・比重がさらに高まっており、長文をいかに正確に読み取れるかが大きな差となりそうです。

来年度への対策

語彙・文法の基礎固めはもちろんのこと、長文読解の演習量を増やすことが最優先課題です。英文を「なんとなく読む」のではなく、段落ごとの要旨を把握しながら読む精読の習慣をつけましょう。英作文については、身近なテーマについて短い英文を毎日書く習慣が大きな力になります。

【社会】85点分が記号問題。記述は用語理解の深さが問われた

出題傾向の変化

なんと85点分が記号問題という構成でした。記述問題は全部で4問のみで、うち用語記述は「プランテーション」の1問だけ。残りの3問は事象や理由を説明させる記述形式で、今年は「株仲間(歴史)」「三権分立(公民)」「土地利用(地理)」と、3分野から満遍なく出題されました。

来年度への対策

ここで強調したいのが、「一問一答の逆」ができるかどうかです。

通常の一問一答は「株仲間とは何ですか?」→「江戸幕府が認めた同業者組合」という方向の練習です。しかし今年の記述問題はまさにその逆、つまり用語を与えられて、それを自分の言葉で説明する形式でした。

用語は知っていても、「それが歴史の中でどんな意味を持つのか」「なぜ重要なのか」まで説明できる子は意外と少ないです。三権分立を例にとれば、「立法・行政・司法に分かれている」と答えるだけでなく、「なぜ分ける必要があるのか」まで言葉にできるかどうかが差になります。

一問一答で用語を覚えたら、その用語を使って誰かに説明してみるという練習をセットで行うことを強くおすすめします。歴史・公民・地理の3分野からまんべんなく出ている点も踏まえ、特定分野に偏らない学習を心がけましょう。

 【理科】記述・作図は5問に減少。頻出単元の偏りを戦略的に使う

出題傾向の変化

記述・作図問題は作図2問・用語記述3問の計5問で、昨年の8問から大幅に減少しました。また、過去6年間の出題傾向を分析すると、大問として出やすい単元に明確な偏りがあります。注目すべきは、「遺伝」「音」の単元がこの6年間で一度も大問として出題されていないという事実です。

来年度への対策

過去6年の傾向を踏まえると、出題されやすい単元に優先的に時間をかける戦略的な学習が有効です。「遺伝」「音」のように出題実績のない単元は、基礎だけ押さえておく程度でも、他の頻出単元をしっかり固める方が得点につながりやすいでしょう。

そして社会と同様に、「一問一答の逆」の練習が理科でも重要です。たとえば「対照実験とは何ですか?」には答えられても、「なぜ対照実験が必要なのか説明しなさい」となった途端に詰まる生徒は多いです。用語を覚えるだけでなく、その用語が意味すること・重要な理由を説明できるレベルまで理解を深めることが、記述問題で確実に点を取る近道です。

 

まとめ:「知っている」から「説明できる」へ

 

今年度の入試全体を通じて見えてくるのは、「用語を知っている」だけでは戦えないという現実です。記述が減りマークシートが増えたとはいえ、正確な理解なしには正答を選ぶことができません。そして残った記述問題は、まさに理解の深さがそのまま点数に出る形式になっています。

来年度以降の受験生に向けて、一つだけ意識してほしいことがあります。それは「一問一答の逆」を日常の勉強に取り入れることです。用語を覚えたら、その用語を自分の言葉で誰かに説明してみる。それができて初めて、本当に「わかっている」と言える状態です。その積み重ねが、今年度の入試で差をつけた力に直結します。

受験勉強は長い道のりですが、正しい方向で努力すれば必ず結果につながります。来年度の受験生の皆さん、一緒に頑張っていきましょう!

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