【高校編】私立高校 7校合同 塾対象説明会レポート 2026年3月 | 正学館北柏校・流山おおたかの森校

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【高校編】私立高校 7校合同 塾対象説明会レポート 2026年3月

同じ説明会で、中学だけでなく高等学校の入試状況や進学実績についても詳しいお話がありました。
この記事では「高校編」として、各高校のポイントをまとめます。

高校入試全体として感じた大きな流れは、

  • 流通経済大柏、二松学舎柏といった「併願推薦で受けやすい人気校」の基準が上がった
  • その結果、そこに届かなかった層や、基準を見て受験を回避した層が、ほかの私立高校へ流れている

という動きです。

以下、学校ごとに整理します。

芝浦工業大学柏高等学校

クラス別入試と英検準1級の満点換算、合格の目安は7割超

芝浦工業大学柏高等学校では、クラスと入試科目がセットになっています。

  • 上位のGSクラスは5教科入試
  • GLクラスは3教科入試で、第一志望にすると20点加点

特にGLクラスの第一志望加点は、「芝浦工大柏に本気で行きたい生徒」にとって大きなメリットです。

また、英検準1級を持っていると、英語は満点扱いになります。英語に力を入れてきた生徒には、非常に有利な制度だと思います。

3教科ベースで見たとき、

  • 合格最低点と受験者平均点の差は約14点
  • 合格を勝ち取るには、7割を超える得点が必要

という話がありました。6割台では厳しく、7割以上を安定して取れることが合格の目安になります。

中高一貫としての進学実績は、芝浦工業大学への内部進学が39名(全体の約1割)、国立大学の医学部医学科への合格が5名判明しているとのことで、理系進学志向の生徒には引き続き魅力のある学校です。

西武台千葉高等学校

近隣人気校の制度変更を受け、受験者数は増加

西武台千葉高等学校では、

  • 受験者数が888名から1,019名へ増加

という数字が出ていました。

この背景には、近隣の二松学舎柏高校や流通経済大学付属柏高校で、受験制度(特に併願推薦まわり)の変更があったことが大きく影響していると見られます。

高校からの入学定員を増やしたこともあり、今後数年は同じような受験状況が続く見込みとのことでした。

進学実績としては、

  • 芝浦工業大学 11名
  • 東京電機大学 5名
  • 東京理科大学 3名

など、理系の難関大学にも一定の合格実績が出ています。

専修大学松戸高等学校

A類のレベル上昇、E類との合格点差はわずか

専修大学松戸高等学校では、

  • E類(上位クラス)の志願者が約70名減少
  • A類の志願者が約220名増加

という動きがありました。
今年は国語が難化しましたが、来年度はレベルを戻す予定だそうです。

合格最低点を比較すると、

  • E類とA類の合格最低点の差が2〜5点程度

と、非常に小さくなっているのが特徴的です。
それだけA類の受験生のレベルが上がってきているということでもあります。

実質倍率(連続2日受験も考慮)では、

  • E類 1.4倍
  • A類 2.2倍

となっており、A類の方がむしろ厳しい数字になっています。

大学実績としては、

  • 東京大学 1名(A類からの合格)
  • 東京科学大学 1名(中学入学組)、1名(E類)

など、最難関国立大学への合格者も出ており、上位層の進学実績は引き続き高いレベルにあります。

二松学舎大学附属柏高等学校

進学コース廃止で2コース制に、志願者は増加

二松学舎大学附属柏高等学校では、今年から進学コースの募集をやめ、2コース制に完全移行しました。

その結果、

  • 志願者数は昨年対比118%

と、大きく増加しています。

コース再編により、併願する公立高校のレベルも一段階上がり、

  • 柏南高校
  • 小金高校

といった公立上位校との併願が急増しているとのことです。

大学実績では、

  • 二松学舎大学への進学 12名(全体の約5%)
  • 北海道大学、東北大学への合格者も複数名

といった結果が出ています。
今後、進学コース廃止が大学実績にどう影響するか、数年単位で見ていく必要がありそうです。

流通経済大学付属柏高等学校

内部進学増で定員縮小、「併願推薦」は廃止に

流通経済大学付属柏高等学校では、

  • 中学からの内部進学者が約150名進学

するようになったことで、高校からの募集定員が減っています。

その結果、

  • 「併願推薦」がなくなり、受検者数は大幅に減少

という状況です。

一方で、

  • 茨城県からの受験者は増加
  • スポーツクラスの生徒が約70名おり、それ以外に入学できるのは約120名程度

という説明もありました。

来年度の受検制度は現在見直し中で、6月に発表予定とのことです。流経柏を志望する場合は、最新の情報を必ず確認しておく必要があります。

麗澤高等学校

募集拡大と上位クラスの公立併願ライン、理系・医系に強い実績

麗澤高等学校では、

  • 募集を100名から120名に拡大
  • 入学者は141名と、定員を少し上回った

という状況でした。

入試制度としては、

  • 第一志望入試で15点加点
  • 複数回受験で5点加点

があり、「本気度」と「チャレンジ回数」を評価に反映しています。

クラス別の併願校ラインは、

  • スーパー特進クラスは、小金高校や東葛飾高校との併願
  • 特選クラスは、柏南高校や小金高校との併願

という説明でした。入試ではグループ面接も実施されます。

大学実績としては、

  • 東京大学 1名
  • 東京科学大学 2名
  • 医学部医学科 8名合格

と、理系・医系の進学実績が強い学校です。

光英VERITAS高等学校

共学第2期生が卒業、推薦の評定ラインは上昇

光英VERITAS高等学校では、共学化された第2期生が卒業しました。受験総数は、昨年より増加しています。

入試では、

  • 推薦期の出願条件が「5科21」となり、受験者の評定平均は全体として上昇

という変化が出ています。

併願する公立高校として多いのは、

  • 松戸国際
  • 鎌ケ谷
  • 国府台

といった中位レベルの公立高校とのことでした。

高校全体のまとめ

今年の高校入試で大きく感じたのは、

  • 流通経済大柏や二松学舎柏など、これまで「併願推薦で受けやすい人気校」だった学校の基準が一気に上がったこと
  • その結果、そこを受けにくくなった層が、西武台千葉など他校へ流れていること

です。

また、第一志望加点や複数回受験の加点、英検準1級で英語満点扱いなど、各校が「本気度」や資格を評価に反映させる入試を打ち出しているのも特徴的でした。偏差値だけでは測れない入試が増えてきていると感じます。

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